一枚、一本からの注文を大切にしています。
多くの資材が保管されている倉庫では在庫管理を徹底。
天日乾燥を終え出番を待つ材木のなかには、
先々代の社長の時代に仕入れた貴重な木材が大切に保管されています。
第一倉庫
木材は、反ったり割れたり、カビが生えたりで、管理するのが難しいものです。当社では、倉庫や材木置き場を用意して、現場で使いやすいように木材を管理しています。
第一倉庫は屋根に加えて大きな庇を備えています。直射日光や雨を避けながらも、通風・換気に優れた倉庫です。
木材を重ねて保管する際、木が反り返るのを防ぐため1 枚目は木表、2 枚目以降は木裏の順で積み重ねる必要があります。全面同じ向きで積み重ねると木表に反り返ろうとする力が働くためです。
木材を立てかけるときにも根元を下、頭を上にして立てかけることでより乾燥しやすくなります。
このように、木材を保管するときには木材の素材の特徴を把握したうえで保管することが大切です。
しかし、多くの場合スペースがないのが現状です。当社では木材の特徴を把握して保管するするスペースを確保しています。
第二倉庫
木材の保管に適している理想の保管場所は、加工後に使う現場の環境に近いことです。家具として使う予定の木材は室内、住宅建材でも内装用と野外で使用するものとで保管場所を分けることが望まれます。
第二倉庫には出荷直前の住宅用建材や新建材などが多く保管されています。
倉庫の中は、湿気が溜まらず空気の循環をしっかり行うことができるように、ゆったりと材が置かれています。
第三倉庫
合板やボード類、集成材等の住宅資材が主に収納されています。
直射日光を避け、空気の流れを考慮して、ゆったりと保管されています。
第四倉庫
一目で他の倉庫と作りが違うことがお分かりいただけると思います。
ここでは大黒柱に使うような貴重な材が保管されています。
第五倉庫
ここは松林材木店創業の地です。今日では倉庫として活用されています。
気密性が高い倉庫ですが、天井が高く造られており、空気の循環に優れたつくりとなっています。倉庫が何箇所もあるため、木材を詰め込む必要がなく、贅沢に空間を使って保管することができます。